カンザスシティ・ブルース&ジャズ・フェスティバル イン くらしき

倉敷 Oct 12th, 2002


Count Basieが若き日に活躍したカンザスシティと姉妹都市提携をしている倉敷市のイベントに参加してきました。
この日はすばらしい秋晴れに恵まれて、絶好のドライブ日和。気分よく、集合場所に向うフリテン(4tb)の携帯がピピピ・・・ なんと

リーダー岩田英司

譜面を忘れた。

はい、前途を憂うあまり、まる子ちゃんのように顔に斜線をいれたまま彼の家にとりにまいりました。でも岩田婦人・貴代さんに「いってらっしゃ〜い」と送りだされ、とたんに幸せな気持ちでアクセルをふむフリテンとはいったい。。。
メンバーは車に分乗して、山陽道を一路倉敷へ。。。


会場は美観地区の一角にある倉敷市芸文館ホール。ごらんのように倉敷の町並みにフィットしたシックな雰囲気の建物、1000人収容の立派なホールでした。
まずうれしかったのがケータリングの充実ぶり。あまりのうれしさに西口(4ts)はこちらが恥ずかしくなるほどサンドイッチを頬張ってました。用意された食べ物や飲み物を楽しみつつ、うちあわせ。


リハーサル風景
「あれ? ギターがいつものむっさいおっさんとちがうやん」とお気付きのあなた、するどい! 今回は全国のビッグバンド愛好家に「Freddie GreenとDNAの72%が一致する女」として知れ渡っている小川景子嬢を助っ人にたのみました。良く見えない? 特別大サービス期間限定お宝画像をプレゼント! CLICK ON HER!
一方、右の写真は「なによ! 若い娘ばっかちやほやしてッ! いつかバンドを乗っ取ってやるわ! フンッ」とバンドにCueを出す練習を密かにくり返す本倉聡子(p)でした。


リハーサルと本番の間に時間がとれたので美観地区を散歩する非美観な面々。
大原美術館の前で恥ずかしい集合写真を撮ったり、通行人に因縁をつけたりの非道ぶりに、次の日の岡山日々新聞には「美観地区の危機」というタイトルの社説が掲載されたほど。


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ほぼ満員のお客さんの前でおなじみのBasie Numberを演奏
April In Paris, Corner Pocket, In A Mellow Toneではこの日のゲストプレーヤーMr. Benny Powell(tb)とMr. T.K.Blue(as)に入っていただきました。昨年のロイヤルホースでのライブにつづき「ほんまもん」との共演。Mr. Benny PowellがCount Basie楽団に在籍していたのが1952〜1963。まさに私達が指向する50〜60年代のCount Basie Soundを創りあげてきたBasie Itesの一人。一つ一つの音やフレーズに藤井(4tp)は「おいしいなぁ」を連発し、納得させられるJAZZ FEELINGはフリテンをして「ああいうふうに歳をとりたい」と決心させしめたのでした。72才の今も大学でJAZZの講師をしつつ、Mr. T.K.Blueらと近々アルバムをリリースするとの由、彼のバイタリティに脱帽です。


そのあとメンバーはちかくの「欒」という居酒屋で打ち上げ!
JAZZが流れるおしゃれなお店と聞いていたのに、ベースの音しかきこえない不思議さにとまどいながらも、たらふく飲んで食べたのでした。

どういう訳か五十嵐(1tb)がたまたま隣り合わせたお嬢さん達をデジカメで激写しはじめる。
「メールください。ぜひメル友になりましょう!」(by 五十嵐 and 西口)